山本 礼二郎Reijiro Yamamoto
ロンドン滞在中に企業買収/MBO/LBOファイナンスを多数手懸け、多国籍企業破綻案件とLBOリストラクチャリング案件のワークアウトや不良債権市場売却も多数担当。帰国後はクロスボーダーM&Aを担当。海外金融子会社の売却、 電気機器メーカー・製薬会社の子会社の売却、英国半導体検査装置メーカーによる日本の同業企業の買収などを成約した。担当した業種には、電気機器、半導体、自動車部品、アパレル、製薬、食品、流通がある。
ユニゾン・キャピタルにて、プライベートエクイティー分野における日本の草分けとしてバイアウト・ファンドを成功させた。従事した第1号ファンドの投資先は、オリエント信販(消費者金融)、マインマート(小売:JASDAQ)、 キリウ(自動車部品:東証2)、アスキー/エンターブレイン(出版:JASDAQ)、東ハト(食品)、タクミックSP(プラスチック成型)、ドラッグイレブン(小売)。主に、投資に到るM&Aとファイナンシングのパッケージング、そして、経営体勢の相談、投資後の事業・子会社の分離売却やロールアップ戦略上の買収などを担当。投資先各社の非常勤取締役やファンドの投資委員会メンバーにも就任した。TOB、株式交換、squeeze-out、 公開企業のgoing privateなど日本初のスキームにもプリンシパルとして設計・実行にあたったほか、M&Aに関わる幅広い分野に実践経験を有す。年間数百件にも及ぶ多数の業種のM&A案件の主要ソーシング窓口となって、ストラクチャリング・交渉・ファイナンスアレンジを担当した。
GCA株式会社では、2005年に過去最大のMBO案件であるワールドMBO非公開化をストラクチャリングし大規模なアドバイザリーチームをリードした。
<略歴>
一橋大学経済学部卒 MBA(ウォートン)及び、MA(ローダー・インスティテュート)取得
1984年/三井銀行(現 三井住友銀行)に入行
1990年/ATカーニー(シカゴ)勤務
1991年/ロンドンにてストラクチャード・ファイナンスに従事
1998年/帰国、さくら銀行企業情報部(現 SMBCグループ)において、グループヘッドとしてクロスボーダーのM&Aを担当
2000年/ユニゾン・キャピタルに参加
2004年4月/GCA株式会社取締役パートナー就任
2005年10月/株式会社メザニン代表取締役就任
2007年9月/ 当社代表取締役パートナー就任(現任)
<著書>
「バイアウト」(共著、日本経済新聞出版社)
<その他>
一橋大学大学院国際企業戦略研究科・早稲田大学他にてM&A・バイアウトに関するセミナーも多数担当